第]X章 ドッグショーチャレンジ
クラブ総会なども終わり、雪も溶けていよいよ春
1995年、いよいよメルモのドックショーデビューの日となりました
パピー(生後6ヶ月〜9ヶ月)クラスという幼犬のクラスでのスタートです
当時は、妻がハンドラー(引き手)としてリンクに立ちました
しかし、当然右も左もまったくなにもわからない初心者
ハンドリング(引き手の技術)と呼ぶには、かなりほど遠いものがあり
メルモを思うようにキレイに見せることもできず…
それでも、なんとか審査を受けることができました
そして、初めてのドッグショーにも関わらず数頭いた同じクラスの中から
2席という評価をいただきました
でも、それよりも私達が手入れをして大事に育ててきたメルモが
たくさんのギャラリーの皆さんに見守られ、先輩方々の素晴らしいシーズー達と
同じリンクで肩を並べることができたことが、とても嬉しかったです
ハンドラーとしてリンクに立った妻は、頭の中が真っ白状態で
自分で何をどのようにしたのかすら、わかっていなかったようです
そして、その日のドックショーを終えて
翌週に控えている、次回のドッグショーへ行きます
そして、その結果もまた2席
さらに月日も流れて、いよいよジュニア(生後9ヶ月〜1歳2ヶ月)クラスでの
チャレンジを迎えることとなったメルモ
しかし、その結果もまたまた2席
1席にもならず、3席にもならない状態が続きました
その後、数回ドックショーへ出陳しましたが一度も1席にすることができず
結果、すべて2席
やはり、メルモも妻も初めてのドッグショー
そうそう、簡単に事がうまく行くハズもありません
しかし、これらの結果は決して無駄にはなりません
2席という結果を、良い意味で捉えることとして
将来、メルモがお母さんとなりカワイイBABY♪を産んでもらい
その仔を育て、ドッグショーできっと活躍してもらう
その間に、私達もハンドリングの技術を習得して
より良く、私達のシーズーを魅せて評価してもらおう
そのように考えることとしました。やはり、ドッグショーでは
それぞれのワンちゃん達のスタンダード(基本形)だけではなく
それらをより良く見せるための、引き手=ハンドラーも重要だということを
ドッグショーに出たことで勉強することができました
メルモのドッグショーチャレンジは、あと数回の出陳後
終わりを迎える予定です
そして、メルモがショーチャレンジをしている間に
私自身が、ドッグショーのハンドラーとしてデビューしてみようと考えていました
メルモと妻のドッグショーを見ていて、正直2席という結果が歯痒くなったのもあります
自分の性格としては、考えを言葉に出してしまったら責任を持たなくてはならない
そこで、今までを見てきてなんとなく自信というかやる気ができたので
ドッグショーのハンドラーとしてデビューすることを妻に伝え
それを「ミク」でチャレンジすることとしました
そして、自分のデビューするドッグショーはJKC(ジャパンケネルクラブ)ではなく
少し規模の小さい団体でKCジャパンというところがあり
そこのドッグショーで、まずは段階を踏んでのスタートとすることを決めました
やはり、今までの妻とメルモを見てきて、大舞台でのドッグショーはさすがに
自分としても、勇気が無くてはできないと感じていました
自分自身の場慣らしのためにも、デビューの場所をそう決めました
9月の終わり頃、寒い日も多くなります。北海道でのJKCドッグショーはお休みになります
そして、KCジャパンのドッグショーもあと2回で終わるという情報を聞き
この2回でメルモは引退、そしてミクのデビュー戦ということを決めました
1995年11月、初めて訪れた他団体のドッグショー会場
やはり、参加頭数やギャラリーも少なく
これならば、私の緊張も少なくハンドラーデビューできるのでは…と思いましたが
そうそう舞台は、甘くありませんでした(笑)
今まで見てきた妻とメルモのことを頭に浮かべつつリンクに上がりましたが
やはり妻同様に頭の中は真っ白でした
そして、ミクが出たジュニアクラスには4頭の出陳がありましたが
4頭中3席、なんとか最下位は免れることができました
このデビュー戦の様子をビデオに撮影し、帰宅してからの反省点のチェックに使いました
そして、ビデオを見るとなんともコッケイな映像の数々に笑い
しかし、このままではもちろんダメなので
翌日から自宅前でハンドリングの練習を重ねることに
そして、最後のドッグショーの日
この日をメルモ・ミク、ともにラストのショーにすることにしました
引退後は、カワイイBABY♪を産んでもらうため、お母さんとして生活してもらう予定です
メルモは、相変わらず2席続き
やはり、妻は何度ドッグショーの舞台に立っても緊張する気持ちに慣れる事ができないとのことで
ハンドラーとして舞台に立つことはこの日で断念することに
しかし、フルコートのシーズーをドッグショーに出すためのグルーミング(手入れ)には
その、完成後の普段と違う特別なその日だけの容姿を作ることに
面白みや楽しさを感じていたため
これからも、ショーグルーミングの部分は追求していくことを決めました
そして、ミクとハンドラーとして2回目出場の私は
この日のドッグショーでジュニアクラスの代表となり
各クラスの代表の中から「シーズー♀1席」BOB(ベストオブブリード)となり
次のステップ、その他のトイグループ(シーズーなどの愛玩犬グループ)各代表が
勝負する舞台まで上っていくことができました
この時の嬉しさや感動は当然ですが、これをキッカケに自分がハンドラーとして
ドッグショーに出ることの自信もできたような気がしました
そして、今後のドッグショーに行くときには
妻がショーグルーミングをし、私はハンドラーとして
2人3脚でやってみることを決めました
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